95点シリーズ第三弾は国語編です。
まず、結論からお伝えします。
①教科書を音読する
②学校のワークを繰り返す
③ノートを復習する
④漢字を確実に覚える
国語という教科は何をどのように勉強すればよいか良く聞かれます。
しかし、国語は5教科の中で最も短時間で点数を上げやすい科目です。
国語の特徴
定期テストまでに全く勉強しなかったとしても、30~50点以上は取ることができる
数学、英語はもちろん、定期テストで95点を取りやすいと伝えた社会においても、全く勉強しなければ、30点取ることは難しいです。
しかし、それが国語では可能です。
その理由は、一言で言ってしまえば、
覚える事柄が、他の教科よりも圧倒的に少ないからです。
中学3年生には愛知全県模試を受けてもらっていますが、愛知県全体の国語の平均点は他の教科より明らかに高いです。
だから、勉強しなくて良いということではありません。
漢字や、品詞の使い方など文法事項など覚えておかなければならないことはありますが、他の教科に比べるとかなり少ないことも事実です。
①について
まず、勉強の基本として音読しましょう。
音読が勉強の基本ということは、英語や社会、理科の教科書においても同様です。
繰り返し読んで、ストーリーを頭の中に入れておくことが大切です。
黙読ではなく音読をすることで、「読み飛ばし」を防ぎ、集中して取り組むことができます。
②について
国語の文章の中においても、大切な箇所とそうではない箇所があります。
学校のワークに問題として問われている箇所はとても大切なので、問われている箇所、答え方をしっかり覚えておきましょう。
国語のテストが終わった直後に、
『ワークに出題されてたこの部分、せっかく答え方を覚えたのに、テストに出なかった』
という感想がもてるくらいワークを繰り返していれば、他の箇所で必ず点数が取れているはずです。
③について
数分から長くても30分もあれば、テスト単元の全範囲のノートを復習できるので、時間効率が良くなります。
学校の先生が、
『ここは大切です』
と授業中に言った事柄は、テストにおいて出題されやすいポイントです。
④について
漢字は、漢字練習帳が学校から配られているので、テスト単元に該当する漢字を覚えましょう。
提出する際は、もちろん書くことが必要になりますが、
こちらでお伝えしたように書くだけの作業になってしまわないように、能動的に覚えるためにシャーペンを持たないで漢字を覚える時間を確保することも大切です。
国語の教科書に出てくる新出漢字を覚えることはもちろん大切ですが、過去に学習した漢字で教科書に出てきた場合はしっかり復習しておきましょう。
受験に漢字は出題されますが、実際には受験勉強として漢字を覚える時間はなかなか取れないと思います。
多くの生徒が、英単語、熟語の暗記に力を入れますし、それが正解だと思います。
漢字は定期テストごとに覚えて、模試や入試対策テキストに出題された時に、その漢字を復習するというのが現実的です。
国語は勉強しなくてもいい!?
さきほどお伝えしたように、定期テストに向けて何も勉強しなくとも、30点~50点くくらい取れる可能性があります。
だからといって、定期テストに向けて勉強しなくてと良いということにはなりません。
国語のワークを繰り返し取り組むことで、一気に高得点を狙えます。
また、学校のワークに繰り返し取り組んで(問題に出題される箇所と答え方を覚える)、しっかり解説を読むことが模試の勉強に繋がります。
模試や受験への読解力というものは、すぐに身につくものではないため、このように定期テストを通して、少しずつ磨いていくことが大切です。
英語や数学と、国語も同じように取り組むことで、国語の点数も飛躍的にアップします。
他の教科より、勉強時間は少なくて済みますのでご安心ください。
それでは、今日はこのへんで!