学校によって日程は異なりますが、期末テストまで、1か月ほどとなりました。
中学2、3年生は今まで何度も経験してきていますが、1年生は特に定期テストに向けて、どのくらいの勉強をすればよいのか不安もあると思います。
学校の授業においても、定期テストの話題になったり、ワークを提出するように言われて少しずつ始めている頃だと思います。
そんな中で、最初に身に付けておくべき習慣が2つあります。
①学校の提出物は、塾や学校の終わった段階ですぐに進めていくこと
②教科書に出てきた英単語、連語は全て覚えること
①について
提出日までに、終えなければならないものなので、できる限り早く1周目を終えることが大切です。
最終的には、終えることになるので今やろうがテスト前に慌ててやろうが、終えるための労力は同じです。
1周目にできない問題とできる問題を分けておくことで、2周目、3周目にできなかった問題に繰り返し取り組むことができます。
応用編
1周目に学校のワークに直接書き込んでしまうと、2、3周目に自分で書き込んだ字が見えてしまうという場合には、1周目をノートに取り組むという方法もあります。
ワークとノートを両方提出することで、通知表の【関心、意欲、態度】の項目の高評価を狙います。
学校のワークは提出日までにギリギリ終わらせて提出するという習慣になってしまうと、終えること自体が目的となってしまいます。
そうなってしまう前に、最初の定期テストから正しく学校のワークに取り組みましょう。
終えることが目的になってしまっては、学力アップは難しくなります。
②について
英語は積み重ねの教科です。
学習したことが、土台となって新しい知識が上に積まれていきます。
積み木のイメージです
土台の部分(知識)が、ぐらぐらしているとすぐに倒れてしまいます。
さらに、英語は数学に比べて、覚えておくべき事柄が多いです。
凡その目安ですが、定期テストの出題範囲の中で新出英単語を70個~100個を学習します。
テストごとに英単語を覚えていかないと、分からない英単語が雪だるま式に増えていってしまいます。
これらの英単語、連語を毎回全て完璧に書けるようにしておけば、今後中学校の英語で困ることはなくなるでしょう。
毎回の定期テストで、教科書の英単語、連語を全部覚えようと取り組む生徒と、そうではない生徒は2年生になる頃には、とてつもない大きな差ができてしまっています。
よくある質問
『英単語を覚えたんですけど、忘れてしまうんです。』
『忘れる』ことを極度におそれなくても大丈夫です。
みんな忘れますから
忘れた後の対応がとても大切です
最近のぺこぱ風に言えば、
『忘れてしまったら、もう1度覚え直せばいい』
と言ったところでしょうか。
一度しっかり覚えていたのであれば、忘れてしまったとしても、次に覚え直す時は、かなり楽に覚えることができます。
覚え直すというよりは、『思い出す』といった感覚です。
今日は、中学1年生が最初の定期テストを向かえるにあたり、最初に身に付けておくべき2つの習慣をお伝えしました。
2、3年生の生徒でまだ身に付いていない場合は、早急に取り組んで下さい。
正しい勉強法でコツコツ積み重ねていくことが大切です。
自ら積み重ねていくことで、勉強への苦手意識が小さくなり、勉強が以前より少し楽に感じる時が来ることでしょう。
それでは、今日はこのへんで!