①計算力を高める
②問題の形式と解き方を覚える
③テストを繰り返す
①について
計算力は数学で95点を取るために必ず必要です。
言い換えれば、計算問題を速く正確に解くことができればテストで高得点を取ることができます。
一方で、
『計算問題は解けるけど、文章題は苦手です』
と、ご相談を受けることもあるのですが、そのような場合の多くは、計算問題は時間をかけてようやく解けているだけで、速く正確に解けていません。
残念ながら、どのくらいのスピードで解くことが、計算問題を速く解けることとイコールになるのかという判断は、なかなか難しいようです。
自分では、計算問題はできると思っていても、客観的に判断すると遅いということがよくあります。
計算力は、小学生の算数からの積み重ねが大切なため、短期間で上げていくというよりも、毎日積み重ねていく必要があります。
個人的にはケアレスミス、凡ミスはないと考えていて、それは小学生からの積み重ね量が足りてないことが原因です。
まだ、計算力がケアレスミス、凡ミスをしてしまう段階で止まってしまっていることが原因です。
ケアレスミスについては、改めてブログを書きますので、少しおまちください。
具体的な計算力アップについては、お気軽にご相談ください。
②について
初めて見る問題形式で解けない場合、すぐに答えを見てもOK。
答えを見て、解けるようにする。
(詳細に解説されている問題は、答えを覚えるのではなく、考え方を覚える)
今できる必要はありません。
特に文章題など、最初から独力でガンガン解くことが難しい場合も多いです。
その場合、次回につながるようにパターンを覚えておくことです。
少なくとも、このような形式で問われるという問題形式だけでも覚えましょう。
解けるようになるのは、それからです。
例えば、方程式に分数が用いられている場合、(左辺)と(右辺)に分母の最小公倍数をかけて、分数を整数にしておく。
このような計算における準備は、無意識のうちにできるようにしておく必要があります。
同じような問題に何回も取り組んでいると、問題の出題形式と答え方を覚えてしまいます。
『自分自身で、今回の単元からテストを作るとなった場合はどういう問題をつくるのか』
ということを俯瞰で考えられるようになると良いでしょう。
③について
②で解けるようにした問題も、時間が経てば忘れてしまいます。
忘れてしまうことを前提に、改めて解けるかどうかを自分自身で繰り返しテストしていきましょう。
『確かに定期テストでは点数が取れるかもしれないけど、模試や受験は大丈夫ですか』
という声をいただくことがあります。
厳しいことを言ってしまえば、出題範囲が狭い定期テストで点数が取れなければ、模試で高得点を取れる可能性は低いです。
まずは、定期テストに向けて①③③に取り組みましょう。
定期テストを攻略することで、模試や受験に対する武器を手に入れていきます。
定期テストに向けて頑張ることで、通知表(内申点)も上げていきましょう。
解き方を忘れてしまったら、繰り返して思い出せばOKです。
もちろん、解説を読んでも良く分からない問題は質問することも大切です。
タイトルに95点としたのは、どうしても5点ほどは難問・悪問が出題される可能性があります。
学年正答率0%の問題(1人も正解できない問題)が、定期テストで出題されてしまうこともあるからです。
それでは、今日はこのへんで!